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コラム

2026.04.07

口ゴボって何?

「口ゴボ」とは(原因、予防、治療について)

「口ゴボ」とは、横顔を見たときに唇や口元が前に突き出して見える状態をさします。医学的には「上顎前突」や「上下顎前突」といった歯並びで、唇が「Eライン(鼻先と顎先を結んだ線)」から大きくはみ出している状態です。見た目だけでなく、口元の閉じづらさや噛み合わせ、発音などにも影響を与えることがあります。

主な特徴

・横顔で口元が前に出ているように見える。
・横から見たとき、鼻先と顎先を結んだ線(Eライン)から唇が大きくはみ出している。(イラスト参照)
・唇を閉じようとすると、下唇の下に梅干しのようなシワが入りやすい。
・横顔に自信が持てず、コンプレックスに感じる人もいらっしゃいます。

主な原因

骨格の問題:
日本人は西欧人と比べて顎が小さく、歯の大きさに対してスペースが不足しているため、上顎や下顎の骨格が前方に突出してしまいます。

歯並びの問題:
上下の歯が前方に傾いている、または歯が前方に張り出していることも原因となります。

先天的要因:
遺伝的に口元が前に出やすい傾向にあります。

後天的な要因:
 〇生活習慣:指しゃぶり、舌を前に出す癖(舌癖)、口呼吸などの癖が、顎骨や歯が前に傾く原因となります。
 〇食生活:昔に比べて顎を使う機会が減り(柔らかい食べ物が多くなった)、顎が十分に成長しないまま成人になることも原因の一つです。

口ゴボ予防対策

口ゴボにならないためには、鼻呼吸を意識し、正しい舌の位置を保つことが大切です。また、硬い物を食べる習慣をつけて顎の筋肉を鍛えたり、指しゃぶりや下唇を噛む癖を治す等の生活習慣の改善も重要です。すでに症状がある場合は放置せず、一度、矯正歯科で相談してください。

日常生活でできること

鼻呼吸を意識する:
口呼吸は口が開きっぱなしになるため、口ゴボの原因になります。

舌の位置を正す:
舌先を上あごにつけ、舌全体を上あごに吸い付けるように意識します。下あごの歯を押す癖もやめましょう。

指しゃぶり、下唇を噛む癖を治す:
これらの癖は歯並びや顎に悪影響を与えます。

硬い物を食べる:
顎の筋肉を鍛えるため、バランスの取れた食事を心がけましょう。

正しい姿勢を保つ:
姿勢が悪いと顎の発達に影響が出ることがあります。

口腔ケアを怠らない:
口腔内の乾燥を防ぐために、毎日の歯磨きとデンタルケアを丁寧に行います。

放置リスク

口内環境の悪化:
口が閉じにくいため口の中が乾燥しやすく、口臭や虫歯、歯周病のリスクが高まります。

噛み合わせの問題:
噛む効率が低下し、奥歯に過剰な負担がかかるため、胃腸への負担増や顎関節症の原因となることがあります。

治療方法

歯列矯正1:
下顎の位置の改善、口呼吸や舌癖の改善、顎の成長の改善を行う方法。歯列矯正用咬合誘導装置(ムーシールド、マイオブレース、プレオルソ)等。

歯列矯正2:
歯列矯正で歯並びを改善することで口元の突出を和らげ、すっきりした印象にする方法。

外科手術:
骨格自体に問題がある場合は、外科手術が適用されることもあります。

イラスト写真出典元:歯科素材.com、ChatGPT、Google Gemini

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